山口組系組員撃たれ重傷 神戸の事務所、犯人逃走

2019/8/21 22:17
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銃撃事件があった神戸市中央区の現場付近(21日夜)=共同

銃撃事件があった神戸市中央区の現場付近(21日夜)=共同

21日午後6時すぎ、神戸市中央区熊内町にある暴力団山口組系組事務所の近くで「組員が拳銃のようなもので撃たれた」と消防を通じて兵庫県警に通報があった。組員とみられる50歳ぐらいの男性が腹や腕など3カ所を撃たれて重傷。犯人は逃走しており、県警は殺人未遂容疑で葺合署に捜査本部を設置した。

捜査関係者によると、事務所は山口組の中核組織である弘道会の神戸市内の拠点。捜査本部は山口組分裂による抗争の可能性が高いとみて調べる。

捜査本部によると、銃撃したのはフルフェースのヘルメット姿の男とみられ、スクーターで事務所近くに乗り付けて路上から敷地内の車に向けて数発撃った。撃たれた男性は車で事務所に戻った直後だった。

山口組を巡っては2015年8月、弘道会が影響力を強めていることに不満を持った一部幹部らが離脱し、神戸山口組を結成。両組に関連する事件が相次ぎ、警察庁は16年3月、対立抗争状態にあると認定した。神戸山口組からさらに離脱した勢力が任侠(にんきょう)山口組を結成。いずれも指定暴力団に指定されている。

現場はJR新神戸駅から北東に約300メートルの住宅街。周辺では防弾チョッキを着用した警察官が警戒に当たり、物々しい雰囲気に包まれた。近くに住む40代主婦は「夕食中にパンパンパンという大きな音を聞いた。小さな娘がいるので本当に怖い」と声を震わせた。〔共同〕

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