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動物体内で人の臓器、文科相が東大の計画承認

柴山昌彦文部科学相は21日、iPS細胞を使って動物の体内で人の臓器を作る東京大学の研究計画を承認した。研究チームは国の手続きを終え、ネズミの体内で人のiPS細胞から膵臓(すいぞう)を育てる研究を始める。将来は臓器の大きさが人に近いブタなどでも実験し、臓器移植に役立てたい考えだ。

人の臓器を動物の体内で作る研究は禁止されていたが、文科省が3月に条件付きで解禁した。東大の中内啓光特任教授らが国内初の研究計画を申請。文科省の専門部会が大筋で了承していた。

研究計画によると、マウスとラットの体内でiPS細胞から人の正常な膵臓ができるかどうかを試す。

遺伝子を操作し、膵臓ができないマウスやラットの受精卵を作る。人のiPS細胞などを注入したうえ、代理母となるマウスやラットの子宮に移す。胎児が成長し、体内に人の膵臓を持つマウスやラットができると期待している。肝臓や腎臓の作製も目指す。

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