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焼酎売上高、霧島酒造が7年連続首位 ブームには息切れ感

帝国データバンク福岡支店は21日、2018年の焼酎メーカー(泡盛を含む)の売上高ランキングを発表した。芋焼酎「黒霧島」の霧島酒造(宮崎県都城市)が7年連続で首位を維持。2位は麦焼酎「いいちこ」を展開する三和酒類(大分県宇佐市)だった。消費者の好みが多様化するなか、上位10社のうち7社が減収となり、焼酎ブームには息切れ感が出ている。

売上高に占める焼酎の割合が50%以上の全国のメーカーを集計。18年1~12月に期末を迎えた通期決算を対象にした。

3位には、しそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」の合同酒精(東京・中央)など、焼酎を扱う3社を傘下に持つオエノングループ(同)が入った。

同グループを除く上位50社の売上高合計は17年から2.9%少ない2747億円と、比較可能な05年以降で最少となった。ピークの08年からは11.2%少ない水準だ。同グループは08年から16年まで売上高に占める割合が50%を下回り、集計対象外だった。

全体では上位50社中、28社で減収となった。少子高齢化や健康志向の高まりで酒類全体の消費量が頭打ちとなっている上、缶入り酎ハイなどすぐに飲める「RTD」商品の拡大で、本格焼酎市場が侵食されている。さらに日欧経済連携協定(EPA)に伴う関税撤廃で欧州産ワインが割安に輸入される。帝国データバンク福岡支店は、「海外市場の取り込みが業界浮沈のカギを握り、行政も巻き込んだ取り組みが不可欠だ」と指摘する。

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