H&M、増税分転嫁せず 10月以降も税込み価格を維持

2019/8/22 10:00
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スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は22日、10月に控える消費増税後の価格表示について、税込み価格を継続すると発表した。増税分は転嫁せず、自社で吸収する。アパレル業界の販売低迷が続くなか、値ごろ感を訴えることで販売への影響を最小限に食い止める。

H&Mでは増税後も税込み価格表示を維持する

H&Mでは税込みで「599円」や「1299円」といった値ごろ感を打ち出した価格戦略をとる。2014年4月の消費増税時にも増税分を自社で負担し、税込み価格を維持してきた。現地法人のH&Mジャパン(東京・渋谷)のルーカス・セイファート社長は「日本の消費者は価格に非常に敏感だ」と、表示方法を維持する理由を説明した。

アパレル業界では、しまむらが従来の税込み価格表示から、本体価格も表示する二重表記に切り替える方針。「無印良品」を展開する良品計画は増税後も総額表示を継続するなど表示方法で対応が分かれている。

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