2019年9月23日(月)

大学スポーツ、テクノロジーで応援 KDDIなど4社

2019/8/21 18:03
保存
共有
印刷
その他

KDDIなど4社は21日、一般社団法人の大学スポーツ協会(UNIVAS、東京・千代田)とパートナー契約を結んだと発表した。KDDIはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」など先端テクノロジーを使って、選手の育成やファン層の拡大を支援する考え。スポーツとIT(情報技術)を組み合わせた「スポーツテック」がアマチュアスポーツでも一段と広がりそうだ。

KDDIはセンサー内蔵型ボールなどIoT機器を使って選手の育成を支援する

大学スポーツ協会は選手の育成や観戦体験の向上にテクノロジーを活用する

UNIVASは全米大学体育協会(NCAA)を参考にして大学スポーツの統括組織として3月に発足し、全国の250を超える大学や競技団体が加盟している。早稲田大前総長で、UNIVASの鎌田薫会長は都内の記者会見で「企業と共同で事業を展開して、大学スポーツの社会的な存在価値を高めていきたい」と話した。

記者会見ではパートナー各社がスポーツ分野での取り組みや、今後の構想を紹介した。KDDIは小型センサーを内蔵したボールを使って野球の投球練習などができるデータ分析技術を紹介した。出資先のユーフォリア(東京・千代田)は選手の疲労度や健康状態を記録・管理するアプリを展開しており、選手の健康管理にも伴走する考えだ。

大学スポーツの視聴体験も向上させる。UNIVASはKDDIが出資する運動通信社(東京・港)と組み、6月から野球やアーチェリーなど6競技の72試合を配信しており、視聴者の約8割がスマートフォン経由という。今後は次世代通信規格「5G」の普及を見据え、「拡張現実(AR)などデジタルの力で、リアルの観戦体験をさらに楽しめるようにする」(KDDI担当者)という。

このほかパートナー契約を結んだマイナビは、アスリートの人材開発や職業紹介を展開していく。MS&ADインシュアランスグループホールディングスは大学や医療機関とのネットワークを活用し、選手のけがや病気などのリスクを防いだり、保険サービスを提供したりする考え。河合塾系のKEIアドバンス(東京・千代田)はスポーツ推薦などで入学予定の学生の学習支援サービスを展開するという。(駿河翼)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。