中国アリババ、香港上場を延期 ロイター通信

アジアBiz
2019/8/21 16:55
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【上海=松田直樹】中国ネット通販最大手、アリババ集団が香港取引所への上場の延期を決めたことが21日、分かった。ロイター通信が報じた。香港では「逃亡犯条例」の改正案をきっかけとする抗議活動が毎週末開かれるなど混乱が続く。香港経済への懸念も高まっており、資金調達などに影響が及ぶリスクを考慮したとみられる。

アリババはニューヨーク証券取引所との重複上場を検討している=ロイター

ニューヨーク証券取引所(NYSE)との重複上場を検討している。ロイター通信によると、アリババは当初は8月末に上場する計画だったが延期を決定した。香港の状況を考慮しながら、今後は10月に上場する方向で調整していくという。アリババは「コメントできない」としている。

香港上場を巡っては、ビール世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)も7月、予定していたアジア子会社の上場準備をとりやめると発表した。「市況を含めたいくつかの要因」と説明し、香港市場を取り巻く環境の悪化を考慮したとみられる。収束の兆しが見えない香港の混乱が企業活動にも影を落とし始めている。

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