[FT]独で極右政党台頭 与党内に連立求める動き
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ドイツの国政与党キリスト教民主同盟(CDU)の国会議員、マルティン・パッゼルト氏(72)は一見、急進派には見えない。だが彼はドイツ政界の最大のタブーの一つを破った。
同氏は最近、CDUは極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」との連立協議を検討すべきだと語った。反イスラム、反移民を掲げるAfDは今秋のドイツ東部の地方選で大勝する可能性がある。
「彼ら(AfD)に投票したり、共感を寄せたりしている...
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