2019年9月23日(月)

三越日本橋本店、時計や紳士売り場を大幅改装 30年ぶり

2019/8/21 12:04
保存
共有
印刷
その他

三越伊勢丹ホールディングスは21日、三越日本橋本店(東京・中央)の時計と紳士売り場を約30年ぶりに大幅改装した。時計では対面型の売り場を縮小し、気軽に鑑賞できるレイアウトに変更。紳士でもスーツや靴など複数ブランドの商品を一度に展示するようにした。陳列方法の見直しで客が好みに応じた商品を見つけられやすくすることで、縮小するビジネス需要を取り込む。

三越日本橋本店の時計売り場は気軽に鑑賞できるような売り場に刷新した(東京・中央)

本館6階の時計サロンは「ウォッチギャラリー」と名付け、売り場面積を約2.5倍に広げた。従来の対面型の商品陳列を改め、アート作品を鑑賞するような売り場にした。「ロレックス」や「オメガ」など国内外の約60ブランドを集めたほか、時計愛好家の間で人気が高い独立系ブランドの商品を常時展開するスペースも新たに設けた。

2階の紳士服フロアでは「ルビナッチ」や「ヘンリープール」といった英国などの有名ブランドの商品を集積。ブランド本国の仕立て師らを集め、本場のオーダーメードを体感できるなど、こだわりを追求できるようにした。

オーダースーツの中心価格帯は10万円から60万円台と、幅広い層の取り込みを狙う。靴売り場では、靴の手入れを手掛ける担当者による常駐カウンターを新設。靴磨きのメニューを増やし、来店頻度を高める。

三越日本橋本店は2018年秋に化粧品売り場などを改装し、今春から時計、紳士、婦人などの第2期の改装に着手。20年春の全面的な改装開業を目指す。

同店は訪日客も含めて多種多様な顧客が訪れる新宿や銀座の店と違い、企業の役員など得意客が占める。牧野伸喜・三越日本橋本店長は「(特定の)売り場を担当していない280人を店内に配置し、顧客の要望に応えやすいようにした。世界最高のおもてなしを提供する百貨店を目指したい」と話している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。