豪、有志連合に参加表明 ホルムズ海峡で

2019/8/21 11:04
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【シドニー=松本史】オーストラリアのモリソン首相は21日、中東のホルムズ海峡を航行する船舶の安全確保に向けて米国が呼び掛けた有志連合に参加すると表明した。豪国防省によると、参加表明は英国、バーレーンに続き豪州が3カ国目となる。2019年末までに航空機による監視活動を行うほか、20年1月からフリゲート艦を半年間派遣する。

ホルムズ海峡を航行する石油タンカー=ロイター

モリソン首相は記者会見で「安定を乱す行為は、中東地域における豪州の利益にとって脅威になる」と指摘。「世界のパートナーと協働することが、豪州の国益になると判断した」と参加の理由を説明した。「我々の貢献は、限られた範囲になり、期間も限定する」とも述べた。

米国は4日、シドニーで開いた米豪の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で豪州に有志連合への参加を働きかけていた。ただ、豪州の原油の輸入はアジアからが中心で、中東への依存度は高くなく、モリソン首相も参加への明言を避けていた。豪州は英国が参加を表明する中、「自由で開かれたインド太平洋構想」など、地域の安全保障で連携する米国との関係を重んじ、参加を決定したとみられる。

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