名古屋市職員の男に実刑 生活保護受給者から詐欺

2019/8/20 9:13
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名古屋市南区役所で担当していた生活保護受給者3人から現金計約400万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた同市職員、山元庸嘉被告(44)=休職中=に、名古屋地裁は19日、懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。

山元被告は「だまし取るつもりはなかった」などと無罪を主張したが、板津正道裁判官は判決理由で「上司らに報告せずに高額の現金を受け取り、直後に借金の返済に充てていたことから詐欺の故意があったと認められる」と判断した。

その上で「公務員としての信用を悪用しており、被害も多額だ。弁償額は1割にも満たず、当時、経済的に苦しい状況にあったとしても実刑は免れない」と述べた。

判決によると、山元被告は2017年8月~18年5月、生活保護受給者の高齢者3人から「生活保護をもらっているので、年金分は区役所に返す必要がある」などとうそを言って現金を詐取した。〔共同〕

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