厚労省元課長を停職1カ月 韓国空港で飲酒トラブル

2019/8/19 17:35
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厚生労働省は19日、3月に渡航先の韓国で空港職員らと飲酒絡みのトラブルを起こした武田康祐元賃金課長(47)=官房付=を停職1カ月の懲戒処分にした。国家公務員法の信用失墜行為の禁止などに違反すると判断した。武田氏が体調を崩していたため、処分に時間がかかったとしている。

厚労省によると、武田氏は3月16日、上司に私的な海外渡航をしないよう命じられていたにもかかわらず、許可を得ないまま韓国に行った。17日、金浦空港で酒に酔い帰国便への搭乗を拒まれ、空港職員とトラブルになった。19日も酒に酔った武田氏は大韓航空職員に暴行を加え「韓国人は嫌いだ」と発言し、逮捕された。釈放されて帰国したが、厚労省は20日に武田氏を官房付とした。

武田氏は暴行や不適切な発言を大韓航空の職員や労働組合に謝罪し、4月26日に示談が成立。韓国検察当局が5月29日に不起訴処分とした。

問題に先立つ3月7日には、武田氏は自民党議員連盟の会合で、地域間で異なる最低賃金制度について、業種別に全国一律化を目指す考えを表明。菅義偉官房長官が「検討の事実はない」と全面否定し、発言が問題視された。

厚労省人事課は「職員研修で綱紀粛正の徹底を図り再発防止に努める」としている。〔共同〕

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