国内勢の欧州債購入先に変化 利回り求め、南欧で買い越し
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日本の機関投資家が購入する欧州国債に変化が起きている。4~6月の外債(中長期債)投資はイタリアとスペインで1~3月を上回る買い越しとなった。一方、ドイツでは売り越しが続いており、1~3月に買い越しだったフランスも売り越しに転じた。主要国の金利が低下するなか、長期投資を手掛ける生命保険会社などは利回りを求めて投資先を変えている。
財務省が公表する対外証券投資によると、4~6月の国内勢によるイタリア...
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