障害者スポーツの祭典、2020年東京パラリンピック開幕まで25日であと1年。様々な困難を乗り越え、己の限界に挑み続けるアスリートの姿は見る者の共感を呼ぶ。
車いす陸上で中長距離を専門とする鈴木朋樹(25、トヨタ自動車)は、東京パラリンピックでの活躍が期待される若手の注目株だ。男子800メートル(T54)の日本記録を持ち、今年4月のロンドンマラソンでは日本勢最高の3位に食い込んで世界を驚かせた。
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大分国際車いすマラソンが17日行われ、男子(T54)はマルセル・フグ(スイス)が1時間22分51秒で2年連続8度目の優勝を果たした。日本勢は鈴木朋樹(トヨタ自動車)が1時間22分55秒で2位に入った
【ブリュッセル=共同】パラリンピックの車いす陸上女子メダリストで、脊髄疾患で痛みに苦しみ、安楽死の希望を公表していたベルギーのマリーケ・フェルフールトさん(40)が死を決断し、同国東部の自宅で22日
マルクス・レーム(ドイツ)は世界で最も名が知られているパラアスリートだろう。パラリンピック陸上男子走り幅跳びの、片足膝下が義足のクラスで2012年ロンドン、16年リオデジャネイロと金メダル。8メート