2019年9月18日(水)

黒田卓也とMISIAが東京JAZZで共演

文化往来
2019/8/24 6:00
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米ニューヨークを拠点に世界中で活動するジャズトランペッターの黒田卓也とJポップを代表する歌手のMISIAが、ジャズフェスティバル「東京JAZZ」などで共演する。黒田は米ブルーノート・レコード初の日本人アーティストとして2014年にメジャーデビューした逸材で、MISIAとは16年以来、共演を重ねてきた。今回はニューヨークの最前線で活躍中のジャズマンを集めたバンドで来日する。

ジャズトランペッターの黒田卓也

ジャズトランペッターの黒田卓也

「僕らがやっている音楽はジャズというよりR&Bやソウル、ファンクなどビートの強い音楽が多く、R&B志向のMISIAとはもともと音楽的に相性がいいと思っている」と黒田は言う。R&Bやファンクなどを取り込んだ黒田バンドの最新型のジャズには、今のJポップでは考えられないドラムのフレーズや複雑な和音も頻出する。黒田は「そうしたジャズマンの演奏に対し、MISIAはまじめに向き合ってくれる。この和音では歌いにくい、そのリズムは日本語の歌には合わないなど、はっきりと意見を主張してくれるのです」と話す。

リハーサルを入念に繰り返してエンターテインメント性の強いステージを作り上げるポップス歌手と、その場のひらめきによる即興演奏で勝負するジャズマンのあり方は全く異なる。「どちらが正しいというのではなく、そうした違いを乗り越え、お互いの良さを発揮できる絶妙の落としどころを探っていく。その音楽的な挑戦が実に楽しいんです。彼女の歌と僕らの演奏の掛け合いを聴いてほしい」と黒田は語った。

2人は東京のNHKホールで開く「東京JAZZ」(8月31日昼の部に出演)で共演した後、9月4~18日に札幌、福岡、東京、大阪を回るMISIAの全国ツアーでも共演する。

(吉田俊宏)

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