2019年9月18日(水)

解放のイランタンカー出航 英領ジブラルタル沖から

2019/8/19 10:34
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ジブラルタル自治政府が拿捕(だほ)していたイランのタンカー(18日)=ロイター

ジブラルタル自治政府が拿捕(だほ)していたイランのタンカー(18日)=ロイター

【ロンドン=共同】英領ジブラルタル当局が欧州連合(EU)の対シリア制裁違反の疑いで7月に拿捕(だほ)し、今月15日に解放したイランの大型タンカーが18日夜(日本時間19日朝)、停泊していたジブラルタル沖から出航した。複数の英米メディアが当局者の話や貨物データを基に報じた。

ジブラルタル自治政府は、解放後もシリアなどEUの制裁対象国に向かわせないとの保証をイラン政府から得られたとして解放しており、タンカーの今後の行き先が注目される。地中海の港を目指すとの観測もある。

タンカー解放を受け、イラン側が中東・ホルムズ海峡で拿捕した英タンカーが解放されるとの期待が高まっている。

イランのタンカーを巡っては、自治政府が解放を発表したが、米国の裁判所が差し押さえ令状を発付したほか、タンカーの船長らが再乗船を拒否し、新しい船員をそろえるなど出航準備に時間がかかっていた。

自治政府は18日、EUの法律に縛られていることなどを理由に、米側の差し押さえ要請に協力できないと表明した。

ジブラルタル当局は7月4日、イランのタンカーがシリアに原油を輸送しようとしたとして英軍の支援を受け拿捕した。これに反発したイランは同19日、ホルムズ海峡で国際的な航行規則に従わなかったとして英タンカーを拿捕したと発表した。

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