2019年9月23日(月)

青葉容疑者、「学園もの」小説応募 動機解明のカギに

2019/8/18 23:14
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35人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件で、さいたま市の青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が、京アニの人気作品と同じジャンルの「学園もの」など複数の小説を同社に応募していたことが18日までの捜査関係者への取材で分かった。青葉容疑者は事件直後に身柄を確保された際、「小説を盗まれた」と話しており、強い思い入れを持っていたとみられる。京都府警は、小説が動機解明の鍵とみて、京アニ関連の押収資料やインターネット上の投稿の分析を進める。

JR宇治駅付近の歩道で防犯カメラに映った青葉容疑者とみられる男(京都府宇治市)=共同

JR宇治駅付近の歩道で防犯カメラに映った青葉容疑者とみられる男(京都府宇治市)=共同

京アニには、学校生活や部活動を通して青春を描く「けいおん!」「響け!ユーフォニアム」など「学園もの」の人気作品がある。同社は小説などの作品を公募し、大賞に選ばれればアニメ化もしてきた。

過去に青葉容疑者と同姓同名で、住所と電話番号も一致する人物から小説の応募があり、捜査関係者によると、府警は青葉容疑者本人と判断。形式面の不備で1次審査で落選したが「小説として読める内容」(捜査幹部)だったという。

青葉容疑者の自宅アパートからは、原稿用紙のほか「響け!」のサイン色紙や、作品の書籍などが押収された。小説を巡り一方的に恨みを募らせた可能性があるとみている。〔共同〕

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