小澤さん、サプライズで指揮 長野・松本の音楽祭

2019/8/18 19:36
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指揮を終え笑顔をみせる小澤征爾さん(8月18日、長野県松本市)

指揮を終え笑顔をみせる小澤征爾さん(8月18日、長野県松本市)

指揮者の小澤征爾さん(83)が18日、長野県松本市で開催中の音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」でサプライズ出演した。2018年の前回は病気回復を優先し降板しており、同音楽祭での指揮は2年ぶり。体力面の懸念から指揮は見送ることを発表していただけに、驚いた約600人の聴衆が総立ちで拍手を送った。

小澤さんはザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化ホール)で開いた「小澤征爾スイス国際室内楽アカデミー」の演奏会に登場。つえをついて指揮台に向かい、着席しながらゆっくりとしなやかに両腕を振った。曲目はベートーベン生涯最後の作曲とされる「弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 作品135」だった。

夫婦で鑑賞に来ていた同市内の西部敬子さん(60)は「指揮台が出てきたので驚いて、感動した。若い演奏家たちが小澤さんの気持ちに意識を集中するように、静かな音を奏でていたのが印象的だった」と喜んだ。

小澤さんは同音楽祭が開幕した17日、報道陣の前で「指揮したい」と話していた。

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