2019年9月18日(水)

高校野球

星稜・奥川が14回完投勝利、圧巻の23奪三振

2019/8/17 22:30
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星稜の奥川は四回、1番黒川をフォークボールで三振に仕留めた。過去2戦は精度への不安から使っていなかった球種。強打の智弁和歌山を相手に「全てを出し切らないと」と封印を破った。

【8強出そろう 夏の甲子園】

タイブレークの十四回表、智弁和歌山・西川を中飛に打ち取り、雄たけびを上げる星稜・奥川=共同

タイブレークの十四回表、智弁和歌山・西川を中飛に打ち取り、雄たけびを上げる星稜・奥川=共同

この日最速で154キロをマークした剛球にスライダー、チェンジアップがあるところに高速フォークを意識させるだけでも効果は十分。二~四回の6者連続を含め九回までに17三振を奪った。

延長十一回に右ふくらはぎをつり、十二回の前に治療に長い時間を要した。交代かと思わせた後、再びマウンドへ。何事もなかったように152キロの速球やフォークで3者連続空振り三振に切って取り、4万5千の大観衆を驚嘆させた。

今大会初のタイブレークに突入した十三、十四回も150キロ超と球威は衰えず、無失点。エースを早く楽にさせたい星稜打線の思いが実ったのは十四回、福本にサヨナラ3ランが出て2時間51分の熱戦に幕が下りた。1回戦で完封、2回戦は救援登板した奥川は「9回を投げきろうと思った。14回までいくとは思わなかったですけど」。

星稜が、同じく和歌山の箕島と延長十八回の死闘を演じてサヨナラ負けした1979年夏の激戦をほうふつさせる一戦。165球で14回を投げきり被安打3、奪三振23の傑物に林監督は「末恐ろしい。こんな子には一生巡り合えないでしょう」。教え子であることを忘れた、仰ぎ見るような目で奥川を見つめた。

(合六謙二)

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