小澤征爾さん「次世代は宝」 長野・松本の音楽祭開幕

2019/8/17 18:52
保存
共有
印刷
その他

指揮者の小澤征爾さん(83)が総監督を務める長野県松本市の音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が17日、開幕した。小澤さんは体調面を考慮して指揮を見送ることを発表しており、指導などを予定。同日は報道陣を前に次世代の音楽家を「僕にとっては宝」と強調。演奏は「子どもが面白がって聴いてくれるのをやるのが一番いい」とも語った。

報道陣の質問に答える小澤征爾さん(8月17日、長野県松本市)

報道陣の質問に答える小澤征爾さん(8月17日、長野県松本市)

小澤さんは、若手の声楽家・ピアニストによる発表会があったザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化ホール)に、菅谷昭市長らと来場した。「松本は自分の場所みたいなもの」と笑い、体調については「まあまあ、見ての通り」とおどけてみせた。

同音楽祭は前身を含めて28回目で、9月7日まで開催される。小澤さんの師、斎藤秀雄さんを記念した「サイトウ・キネン・オーケストラ」が、小澤さんと親交の深いイタリア出身のファビオ・ルイージさん(60)の指揮で公演する。児童・生徒も参加する吹奏楽パレードなど関連イベントもある。

初日の発表会を子どもたち4人を連れて鑑賞に来た同市内の伊藤曜(ひかり)さん(39)は「ほかのまちにはない音楽会で誇らしい。ずっと続いてほしい」と話した。東京都から友人の公演を聴きにきた音大生の黒田祥太さん(29)も「地方でこの規模の音楽祭は立派。小澤さんは日本のクラシックの象徴」と喜んだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]