確定拠出年金、広がる「投信運用が基本」 リスク許容
前年度の2.7倍に 資産形成、長期で底上げ
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投資信託によるリスク運用を初期設定(デフォルト)とする企業の確定拠出年金(DC)が増え始めた。DCの窓口業務などを担う運営管理機関大手10社によると、2018年度末で1年前の2.7倍になった。預金など元本確保型の商品ばかりだと運用成績はかえって伸び悩む可能性がある。老後の不安を巡る「2000万円問題」も話題になるなか、今後はDCによる個人の資産形成の後押しを期待できそうだ。
日本経済新聞が損保ジ...