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NYダウ続伸、306ドル高 長期金利上昇で買い戻し

【ニューヨーク=関根沙羅】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比306ドル62セント高の2万5886ドル01セントで取引を終えた。景気減速の兆しとして市場で懸念されていた米長期金利の低下が一服したことで投資家心理が改善し、IT(情報技術)企業や金融機関など幅広い銘柄に買い戻しが入った。

中国が個人消費の刺激策を検討しているとの報道や、ドイツが景気後退を防ぐために経済刺激策をとる準備があると伝わったことで、各国の政策対応が景気を下支えするとの期待が広がった。景気後退に対する過度な懸念がやや後退し、前日に一時3年ぶりの水準まで下げていた米10年物国債利回りは小幅に上昇(価格は下落)した。

米株式市場では、金利上昇を好感して金融株が買われたほか、前日の取引時間後に発表された2019年5~7月期の決算が好感された米半導体のエヌビディアやIT株が買い戻された。

週間ではダウ平均は401ドル安と3週連続の下落となった。ダウ平均は、景気後退の前兆とされる長短金利の逆転が起こったことで14日に前日比800ドル安と今年最大の下落幅を記録。米中貿易摩擦が激化するなか、世界経済の減速懸念が強まっており、不安定な値動きが続いている。

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