2019年9月16日(月)

千葉・外房のインフラ充実を 知事に市町村長要望

2019/8/16 14:48
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千葉県の森田健作知事は16日、県内の市町村長との意見交換会を県庁で開いた。東京五輪のサーフィン会場となる外房・九十九里浜周辺の自治体からは道路などのインフラ整備や海岸の保全対策を充実し、観光客を迎える環境づくりを求める声が相次いだ。

市町村長との意見交換会であいさつする森田健作知事(16日、千葉県庁)

「外房は自動車道が不足している。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)から外房につながる道路が必要だ」。サーフィン会場の釣ケ崎海岸を抱える一宮町の馬淵昌也町長は道路整備の重要性を訴えた。県内では圏央道の未整備区間が2024年度に開通する予定だが、外房とのアクセス道路の整備は遅れ気味だ。

道路整備は20年の大会本番には間に合わない見通しだが、九十九里町の大矢吉明町長は「大会終了後も国内外から多くの観光客やサーファーが訪れることが予想される」と指摘。道路や橋梁の整備促進を通じ、外房地域へのアクセス改善が必要だと訴えた。

五輪開催で外房・九十九里浜への注目度が高まっている一方、海岸部は自然災害や地盤沈下、土砂の流入減などで砂浜の浸食が進んでいる。長生村の小高陽一村長は「白砂青松の風景が急激に失われている。インバウンド(訪日外国人)対策としても早急な対応が必要だ」と述べ、砂浜を造成する養浜対策の充実を求めた。

市町村長からの要望に対し、森田知事は「九十九里浜は県の貴重な観光資源の一つだ」とインフラ整備や海岸保全の対策強化に理解を示した。同席した河南正幸・県土整備部長は九十九里浜の浸食対策計画を早急に策定し、対応を本格化する方針を説明した。

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