2019年9月16日(月)

宇宙飛行士の代替ロボ、20年にも宇宙へ GITAI

2019/8/18 18:00
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遠隔操作ロボットを開発する米GITAI(カリフォルニア州)は宇宙飛行士の作業を代替できるロボットを開発し、2020年末にも宇宙で試験を始める。国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が担う作業をこなすロボットを実用化し、宇宙での様々な作業の効率化を促す。

GITAIは社内にISSを模した設備を作り、宇宙飛行士を代替するロボットの開発を進めている

GITAIは社内にISSを模した設備を作り、宇宙飛行士を代替するロボットの開発を進めている

GITAIは東京・目黒を拠点に技術者を集めてロボットを開発している。同社のロボットの特徴は、従来に比べ汎用的な作業に対応している点にある。箱の中から取り出した工具を扱ったり、配線コードをつなぎ替えたりといった動作ができる。柔らかい物をつかむことにも対応する。

人がヘッドセットやコントローラーを身につけ、ロボットを遠隔操作する。1000分の1秒単位で力を制御できる動作精度の高いロボットの開発を目指している。ISSでの実験では、頭部と腕などロボットの一部を送りこんで、特定の作業をこなせるか試すことを計画している。

スパイラル・ベンチャーズ・ジャパン(東京・港)やDBJキャピタル(同・千代田)などを引受先とする第三者割当増資で410万ドル(約4億3000万円)を調達した。資金はロボットの技術開発と、ISSへの打ち上げを含む実験費用に充てる。

宇宙飛行士が実際に宇宙で活動するには多くの費用や訓練時間が必要だ。GITAIは遠隔ロボットの導入が進むとみている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で研究している。

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