エプソン、搬送ロボット開発 揺らして部品選別
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セイコーエプソンは部品の組み立てラインなどで使用する新型の搬送ロボットシステムを開発した。多数の部品の入った箱を振動させて散らし、カメラで部品の表側や位置を認識し、ロボットがつまんで運ぶ。部品を箱に入れるだけで素早く効率的な自動搬送作業が可能になる。多品種少量生産の自動組み立て作業に威力を発揮できるとして、欧米で売り込む。
新型システムは「RS3」と呼ぶ既存の多関節ロボットとカメラに新たに開発し...
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