勾留却下の男が海外逃亡、公判打ち切りに

2019/8/16 9:55
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大麻取締法違反の疑いで3月に逮捕され、東京地裁が勾留を認めずに釈放された外国籍の男が、海外に逃亡したとみられることが16日、関係者への取材で分かった。東京地検は釈放について「逃亡の恐れがある」として不服を申し立てる準抗告の手続きを取ったが、地裁が退けていた。

東京地裁

地検は釈放後も捜査を進め、5月に同法違反罪で在宅起訴。男は公判への出廷を誓約していた。ところが起訴の数日後には日本から出国し、起訴状が送達できない事態に陥ったという。

刑事訴訟法は、起訴から2カ月以内に裁判所が起訴状を被告に届けられなかった場合、起訴の効力が失われると定める。地裁は7月、規定に基づき、公判を打ち切る公訴棄却の決定を出した。

男は留学の在留資格で来日し、埼玉県に住んでいた20代のベトナム人。大麻を所持した疑いで3月に東京都内で逮捕された。地検は10日間の勾留を請求したが、地裁が却下した。準抗告は地裁の別の裁判官が退けた。

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