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トランプ氏、習氏と近く電話協議 「香港で暴力回避を」

(更新)

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は15日、香港での「逃亡犯条例」の改正案をきっかけにした抗議活動について「(中国政府の)暴力による鎮圧は見たくない」と強調した。香港情勢をめぐって中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と近く電話協議するとも明らかにした。滞在先のニュージャージー州で記者団に語った。

トランプ氏は香港情勢に関して「懸念している」と強調したうえで「習氏がデモの指導者と面会すれば問題は15分で解決できるだろう」と主張した。対話による解決が重要だとの認識を示した。習氏との電話協議が実現すれば力によるデモ鎮圧を控えるよう求めるとみられる。ただトランプ氏は電話協議の時期を示しておらず実現するか不透明な面も残る。

トランプ氏は14日も香港のデモについて「中国は人道的に対処すべきだ」と強調した。米中貿易交渉の進展をにらんで、香港のデモが深刻な国際問題に発展しないよう自制を求めているようだ。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は14日に「米国民は天安門広場(の事件)を覚えている」と語り、武力を使ったデモ鎮圧に強い懸念を示していた。

米政権や議会では、中国政府が香港の自治を大きく侵害するとの危機感が強い。トランプ氏は中国の力によるデモ鎮圧をさらに強くけん制すべきだとの意見がある。

トランプ氏は中国との貿易戦争については「長引けば米国が強くなる。(対立の期間は)かなり短くなる感じがする」と述べ、経済的な打撃を受ける中国が最終的に譲歩するとの見方を示した。「電話で生産的な話し合いをしている」と述べ、9月の閣僚級協議も現時点では予定通りだと説明した。

中国政府が米国の制裁関税「第4弾」に対抗措置をとる方針を示したことに関して「中国は報復しないと思う」と主張した。もし中国が報復した場合「米国は(制裁を)強化できる」と指摘し、中国をけん制した。

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