NYダウ反発、前日比99ドル高 消費堅調で買い戻し

2019/8/16 5:19
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【ニューヨーク=清水石珠実】15日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比99ドル97セント高の2万5579ドル39セントで引けた。朝方に米消費の堅調さを示す指標や決算の発表が相次いだことで投資家心理が改善し、買い戻しの動きが先行した。だが、米中貿易戦争の先行き懸念も根強く、前日終値を挟んでもみ合う場面も多かった。

米商務省が発表した7月の小売売上高は前月比0.7%増加した。5カ月連続の増加となり、伸び率も市場予想(0.3%程度)を大きく上回った。米小売り最大手ウォルマートが発表した2019年5~7月期決算は米国内の既存店売上高が市場予想を上回った。この好決算を受けて、20年1月期の通期業績見通しを上方修正したことなども好材料とみなされた。

ただ、中国政府が米トランプ政権による追加関税に「対抗処置を取る」との声明を出したと伝わると一時緊迫する場面もあった。その後、中国外務省が「大阪の米中首脳会議での合意に基づいて、お互いが納得できる解決策を探ることを望む」とのコメントを出し、投資家の間でやや不安は和らいだ。

前日14日のダウ平均は前日比800ドル安と、今年最大の下げ幅を記録した。

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