鉄道過密ダイヤの知恵、新興国へ 運行ノウハウを輸出
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新興国で鉄道網の整備が進むなか、日本企業が運行ノウハウの輸出に力を入れている。三井物産とJR西日本などはブラジルの鉄道会社に200億円を投じて筆頭株主になり、改善に乗り出した。鉄道車両の輸出では中国や欧州の巨大企業におされがち。過密ダイヤでも正確に運行できる管理システムなど、強みを持つ分野を足がかりに存在感を維持したい考えだ。
三井物産とJR西日本、官民ファンドの海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)はこのほど...
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