米小売売上高、7月0.7%増 5カ月連続で前月上回る

2019/8/15 22:10 (2019/8/16 6:32更新)
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【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が15日発表した7月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.7%増加した。3月(1.8%)以来の大きな伸びで、ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(0.3%程度)を大きく上回った。増加は5カ月連続で、インターネット通販などで力強い個人消費が続いていることを示した。前年同月比では3.4%増加した。

7月の米小売売上高は予測を大きく上回って増加した=ロイター

売り上げは前月比で13項目中10項目で増加し、広範に好調だった。自動車・関連部品が0.6%減少し全体を押し下げたが、全体からこれらを除いた売上高は1.0%増となり、こちらも市場予測(0.4%程度)を大きく上回った。

内訳は、ネット通販などの無店舗小売りが2.8%増加した。7月中旬に開催されたアマゾンの特別セール「プライムデー」の売り上げが押し上げたとみられる。百貨店を含む総合小売りも0.6%増と堅調だった。

このほか、消費の裁量度が高い飲食店サービスが1.1%伸び、7カ月連続の増加となった。家電(0.9%)や衣料品(0.8%)なども大きく伸びた。

パンセオン・マクロエコノミックス主任エコノミストのイアン・シェファードソン氏は「製造業の苦境が消費者に広がっている気配は全くない」と指摘。国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費が勢いを維持していることから、7~9月期も成長率は2%を超えるとの見方を示した。

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