2019年9月15日(日)

ノルウェー中銀、政策金利据え置き

2019/8/15 19:30
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【ロンドン=篠崎健太】北欧の産油国ノルウェーのノルウェー銀行(中央銀行)は15日、政策金利を年1.25%で据え置くと発表した。金融政策を決めた理事会の声明でオルセン総裁は、米中貿易戦争の激化で原油相場が低迷するなか、目先の利上げには慎重な姿勢をにじませた。

ノルウェー経済は原油に依存する(南西部モングスタッドの精製施設)=ロイター

ノルウェー銀は2018年9月に金融引き締めに転じ、これまでに政策金利を過去3回で計0.75%引き上げた。利上げを決めた19年6月の前回の理事会でも「年内にさらに引き上げる可能性が最も高い」との見通しを示していた。しかし、今回の声明文で「政策金利の見通しに変化はほとんどない」とは記したが、年内の追加利上げに関する文言が消えた。

市場では「引き締めサイクルが既に終わりに到達した可能性を示唆する」(英キャピタル・エコノミクス)との見方が出ている。外国為替市場では発表後、通貨クローネに売りが膨らんだ。

北海油田を持つノルウェー経済は原油への依存度が高い。18年後半にかけての原油価格上昇で経済は堅調だったが、米中摩擦の激化で原油価格が足元で大きく下がり、景気の先行きに不透明感が出てきた。1日に発表された7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.4と前月比3.0ポイント下がり、16年11月以来の低水準になった。

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