戦没者追悼式の「お言葉」に受け継がれた悔恨

井上 亮
2019/8/15 13:39
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日本経済新聞 電子版
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「子供の事は何時も思い出していますから、出来たら、写真を送って下さいませんか。正悦は大きくなったことと思います。父の帰る頃は歩けるようになっているでしょう」

秋田県の農村から出征した、3人の子の父である兵士が中国戦線から妻に送った手紙の一節だ。兵士は息子の歩みを見ずに29歳で戦死した。

「戦没農民兵士の手紙」(岩波新書)には、遠い戦地で骨となった兵士らの、家族と故郷への思いがつづられている。行間…

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