2019年9月16日(月)

ファーウェイ、アフリカでスパイ行為協力か 米紙報道

ファーウェイ
2019/8/15 9:23
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華為技術の技術者がスパイ行為に加担した疑いが持たれている=ロイター

華為技術の技術者がスパイ行為に加担した疑いが持たれている=ロイター

【ニューヨーク、ナイロビ=共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は14日、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の技術者らがアフリカ東部ウガンダと南部ザンビアの情報機関に協力し、反政府活動家や野党関係者の通信傍受やIT機器への不正アクセスなどスパイ行為に加担していると報じた。

ファーウェイは両国でサイバー部門などの業務を請け負い、同社から派遣された技術者らは政府内で働いていたという。

同紙は中国政府の指示や同意を受けて行われたかどうか不明と説明した。ファーウェイの報道担当者は「ハッキングには決して関与していない」と否定している。

ウガンダでは昨年12月、長期政権のムセベニ大統領の退陣を求めて若者の間で人気が高い歌手ボビー・ワイン氏が集会を計画。情報機関は開催場所を把握できず、ファーウェイの技術者らに協力を要請した。

技術者らはイスラエル企業のソフトウエアを使い、ワイン氏の通信アプリ「ワッツアップ」を傍受。開催場所を特定し、警察が野党政治家や支持者らを逮捕した。

ザンビアでは、ルング大統領を批判するブログを書いた活動家のフェイスブックにファーウェイ技術者らが侵入。記載されていた活動家の携帯番号を入手し、ソフトウエアで電話の発信地を特定し警察に居場所を伝え、活動家は逮捕された。

中国政府は天然資源の安定確保や国際社会での影響力拡大を目指し、アフリカ諸国との関係強化に腐心。現地でのファーウェイ進出にも協力している。

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