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三菱スペースジェット開発遅れ、中部企業に影 赤字13社に

三菱重工業の航空機事業部門と取引のある中部企業が苦戦している。愛知・岐阜・三重・静岡・長野県に本社を置くサプライヤー61社のうち、2018年度は13社が最終赤字だった。17年度は11社だった。国産ジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の開発・納入延期が各社の経営に打撃を与えている。

東京商工リサーチ名古屋支社がこのほど調査結果を発表した。対象の61社は航空機関連が専業の中堅・中小が大半だ。資本金別に見ると「1000万円以上5000万円未満」が6割(37社)と最も多かった。従業員数別は「100人以上500人未満」が4割(27社)でトップだった。

岐阜県のある企業は「MSJ向けの表面加工工場で稼働が遅れており、赤字が恒常化している」と話す。商工リサーチは「20年半ばに予定しているMSJの初納入がさらに延期になれば、中部のサプライヤーも経営危機に直面するところが出かねない」と指摘する。

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