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出光、製油所のサイバー対策強化 通信方式を一新

出光興産は製油所のサイバーセキュリティー対策を強化するため、安全性の高い次世代通信規格を使用したデータ通信システムを構築した。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及に対応し、外部からの不正アクセスを防止する。社会インフラを狙ったサイバー攻撃の脅威が高まっていることを受け、セキュリティーを強化する。

対象は北海道製油所(北海道苫小牧市)、千葉事業所(千葉県市原市)、愛知製油所(愛知県知多市)、徳山事業所(山口県周南市)の国内4施設。装置や制御システムの稼働率、温度、圧力などを収めたデータベースの通信方式を、次世代通信規格「OPC-UA」を用いるシステムに更新した。

「OPC-UA」は産業用の通信規格で、ドイツ政府が推進するデジタル技術で製造業の技術革新を図る「インダストリー4.0」で推奨規格とされ、有名になった。不正アクセスを防ぐことで、外部からの操作で製油所で異常動作が起こされるようなリスクも大幅に減らすことができるという。

あらゆるモノがネットにつながる「IoT」が普及し、社会インフラへのサイバー攻撃の危険が近年増している。2008年、トルコの石油パイプラインでは、監視カメラの通信ソフトの脆弱性を利用して攻撃者が内部ネットワークに侵入して爆発を引き起こした。ウクライナでは15年と16年に、発電所へのサイバー攻撃が原因とされる大規模停電が発生した。

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