2019年8月23日(金)

中国工業生産、伸び率10年半ぶり低水準 7月4.8%増
自動車など不振

米中衝突
貿易摩擦
中国・台湾
2019/8/14 12:53
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自動車や化学製品、非鉄金属の生産が振るわなかった

自動車や化学製品、非鉄金属の生産が振るわなかった

【北京=原田逸策】中国国家統計局が14日発表した7月の主な経済統計によると、工業生産は前年同月比4.8%増えた。伸び率は6月(同6.3%増)から大幅に縮小し、およそ10年半ぶりの低水準となった。自動車や化学製品、非鉄金属の生産が振るわなかった。

工業生産は6月に回復したが、7月は再び大幅に鈍化した。米国との貿易戦争で主に外資企業が海外に生産拠点を移転している影響が出始めた可能性がある。7月の伸び率は、旧正月の影響を勘案して2カ月分の実績をならして算出した2009年1~2月以来の低い水準だ。

オフィスビルや工場の建設などを示す固定資産投資は1~7月の累計で前年同期比5.7%増えた。伸び率は1~6月(同5.8%増)から縮小した。政府が景気対策で進めるインフラ建設も3.8%増にとどまった。

投資のうちマンション建設などの不動産開発投資は1~7月の累計で前年同期比10.6%増えた。投資全体の伸びを上回ったものの、伸び率は1~6月(10.9%増)から鈍化した。金融当局が不動産開発会社の資金調達を制限している影響が出た公算が大きい。

百貨店やスーパー、インターネット通販などの売上高を合計した社会消費品小売総額は7月に前年同月比7.6%増えた。伸び率は6月(同9.8%増)から大幅に縮小した。排ガス規制の関係で6月は車の小売りが好調だった反動が出た。

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