人民元基準値10日ぶり反発 1ドル=7.0312元
海外では一時6.9元台

中国・台湾
2019/8/14 10:47
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【上海=張勇祥】中国人民銀行(中央銀行)は14日、人民元取引の基準となる「基準値」を1ドル=7.0312元に設定した。前日比0.0014元と小幅ながら元高・ドル安で、元は10営業日ぶりに反発した。米国がほぼすべての中国製品に制裁関税を広げる「第4弾」について一部品目の発動を12月に先送りし、米中対立がやや緩和するとの期待が広がった。

人民元は10日ぶりに反発

日本時間13日深夜の海外市場では一時1ドル=6.9元台まで元が上昇する場面があった。2018年以降、米中の緊張緩和は元の買い材料となっており、元を売り込んでいた短期筋の買い戻しが進んだもようだ。

14日午前の上海外為市場では基準値より元高の1ドル=7.02元前後で取引されている。

中国の通貨当局は緩やかな元安を容認する一方、今回のような反発局面には「静観するのが一般的な対応」(外国銀行)との受け止めが多い。米中関係をにらみ、元の対ドル相場は落ち着きどころを探る展開になりそうだ。

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