2019年8月22日(木)

香港デモ隊、中国紙記者に暴行 占拠の空港、搭乗再開
裁判所は占拠禁止命令

中国・台湾
2019/8/14 10:22
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【香港=木原雄士】香港国際空港は14日朝までに「逃亡犯条例」改正案に絡む抗議活動の影響で停止していた搭乗手続きを再開した。機材繰りなどの関係で14日も100便近くが欠航となる見通しだ。13日夜にはデモ隊の一部が中国の公安関係者とみられる男性や中国共産党系の環球時報の記者を拘束して暴行した。

一方、香港の航空当局は14日、裁判所が空港の利用妨害を禁止する命令を出したと発表した。当局が指定した場所以外の抗議活動が禁止される。

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環球時報の記者は報道陣が身につけるベストを着てデモ隊を撮影していたところ、警察関係者と疑われて結束バンドで拘束された。暴行の様子はTVで生中継された。環球時報の胡錫進総編集長はツイッターに「彼に報道以外の仕事はない。ジャーナリストに対するすべての暴力を非難する」と投稿した。中国側の反発が強まる可能性がある。

香港警察は暴行を受けた男性の搬送を支援するため13日夜に空港内に一時立ち入り、デモ隊と衝突した。香港メディアによると、警察は催涙スプレーを使用し、デモ隊に銃口を向けるなど一時的に緊張が高まった。

空港では9日から断続的に「逃亡犯条例」改正案に絡む抗議活動が続いており、12~13日に合計600便以上が欠航になるなど混乱が続いている。

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