2019年8月23日(金)

医療向け冷却ジェル商品 三重と岐阜の中小が共同開発

ヘルスケア
中部
2019/8/13 17:51
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保冷剤メーカーの三重化学工業(三重県松阪市)と樹脂加工・販売のタナック(岐阜市)が、共同で業務用の医療向け冷却剤を商品化した=写真。ジェル素材の加工技術でニッチトップの中小企業同士が連携し、冷やしても伸び縮みするパック詰めのジェル商品を開発した。21日に販売する。

人肌にやさしい外装パックの伸縮性が、新商品の特徴という

成人の額とほぼ同サイズ(縦10センチ、横20センチ)で、総重量は約400グラム。患部のケアや熱中症の応急処置、運動後のクールダウンなど幅広い需要を見込む。価格は1個3300円(税別)。初年度は病院や学校の保健室、スポーツ分野などを中心に約3000個の販売を目指す。

三重化学工業は、複数の大手製薬会社にOEM(相手先ブランドによる生産)で冷却ジェルのアイス枕を供給。得意の保冷技術を生かし、医療向けのジェル商品を開発している。

タナックも医療関連製品の販売を拡大。ジェル素材を使った臓器や皮膚、筋肉など模擬人体のパーツ製造で培った技術を、冷却剤の外装パックの開発に転用した。

適度の弾力性、伸縮性を持つジェル素材の特徴を引き出し、「硬い」「ベタベタする」といったナイロンやポリエチレン製パックの装着時の泣きどころを解消したという。美容・エステサロン向けの需要にも期待する。

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