長野県、豚コレラ対策で補正予算2億1000万円

2019/8/13 20:00
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長野県は13日、野生イノシシで拡大する豚コレラ対策のため、一般会計総額2億1000万円の補正予算を知事の専決処分で決めたと発表した。県内81の養豚農家を対象に車両消毒装置などの設置費用を補助するほか、消毒用資材を配布する。ウイルスに感染したイノシシが広がらないよう、わなの設置で封じ込めを図る。

養豚農場への支援は1億2000万円を計上。消毒ゲートや動力噴霧器の設置費用の補助制度を新設するほか、消毒用消石灰を配布する。防護柵や防鳥・防獣ネットの設置支援も拡充する。市町村などと協調して支援し、農家の負担をゼロにすることを目指す。

野生イノシシ対策には9000万円を計上した。2000個以上のわなを広範囲に設置することで野生イノシシの移動を制限し、感染エリアが拡大しないようにする。

現在は感染イノシシを発見した地点から10キロ圏内を調査対象区域として野生イノシシの感染検査をしている。それに加え、同区域に隣接する地域の一部を「特別警戒指定区域」に指定し、捕獲イノシシを抽出検査する。

人の移動による感染拡大を防ぐため、感染エリア近くでは秋から狩猟を禁止する方針だ。木曽町や塩尻市など24市町村が見込まれるが、今後さらに増える可能性もある。

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