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聖火歓迎またサルビアで 円谷選手の兄が協力、福島

Tokyo2020
社会
2019/8/13 10:41
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東京五輪の聖火リレーが通る福島県須賀川市で、前回のリレーの際と同じようにサルビアでコースを飾り、歓迎しようとの動きが広がっている。須賀川市は1964年の東京五輪男子マラソン銅メダリスト、円谷幸吉選手の故郷だ。兄の喜久造さん(87)が55年間育てつないだサルビアの子孫が沿道を彩る。

 円谷幸吉メモリアルホールに飾られている、自ら育て継いできたサルビアを見つめる円谷喜久造さん(7月、福島県須賀川市)=共同

1964年10月、東京五輪のマラソンでゴールに向かう円谷幸吉選手(国立競技場)=共同

リレーを歓迎する「サルビアの道」は当時、円谷選手の母校、須賀川高の生徒が花の形が聖火のトーチに似ていることから企画した。市中心部約3キロの道沿いに花を植えた。

地元の期待を受けた円谷選手は東京五輪で日本人として唯一、陸上競技でメダルを獲得した。しかし4年後「疲れ切ってしまって走れません」と書き残し、自ら命を絶った。

2020年の東京五輪を控え、同市の有志が「地元の英雄の功績に改めて光を当てたい」と「サルビアの道」を復活させる会を結成した。

喜久造さんが前回のリレー後、コースを飾ったサルビアから種を取り毎年自宅で育てていたことが分かり、協力を要請した。会のメンバーが市内の小中高生らと共に花を育てるなどの準備を進めている。

思いがけず巡ってきた2度目の晴れ舞台に喜久造さんは「町のみんなで盛り上げようとしてくれて最高だ」と感激する。

須賀川市に聖火がやって来るのは20年3月28日の予定だ。サルビアは夏に見ごろを迎えるため、温室などを利用して開花をリレーに合わせる。

喜久造さんは当時、円谷選手を東京で応援する時間をつくるため、前倒しして農作業に励まなければならず、聖火を見ていない。「来年のリレーはぜひ見たい。サルビアで聖火ランナーを応援したいし、できるなら五輪の男子マラソンの沿道にも飾ってほしいね」と笑った。〔共同〕

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