2019年9月16日(月)

グアテマラ大統領選、右派の野党候補が当選

2019/8/12 14:18
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グアテマラ大統領選で当選したアレハンドロ・ジャマテイ氏(11日、グアテマラ市)=ロイター

グアテマラ大統領選で当選したアレハンドロ・ジャマテイ氏(11日、グアテマラ市)=ロイター

【グアテマラ市=外山尚之】中米グアテマラで11日、任期終了に伴う大統領選の決選投票が実施され、即日開票の結果、右派で野党候補のアレハンドロ・ジャマテイ氏(63)が初当選を確実にした。任期は2020年1月14日から4年間。経済や汚職、治安などの国内問題に加え、米国との移民協議と向き合うこととなる。

午後11時(日本時間12日午後2時)時点でジャマテイ氏の得票率は57.97%と、中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏(63)の42.03%を大きく上回った。ジャマテイ氏は支持者を集めた集会で「国を再建するため、人々に近い大統領となる」と勝利演説した。

国連の統計では、グアテマラは人口10万人あたりの殺人件数が年間29件と、世界有数の治安の悪さで知られる。政財界に汚職がまん延する中、1人あたり国内総生産(GDP)も約4700ドル(約50万円)と低く、より良い生活を求めて米国を目指す移民が後を絶たない。元刑務所主管庁長官のジャマテイ氏は経済振興や治安回復、汚職対策などをアピールし、支持を集めた。

今後、注目を集めるのが米国との関係だ。モラレス大統領は7月、追加関税や送金への手数料をちらつかせるトランプ米政権に押しきられる形で、米国と不法移民抑制策で合意した。

メキシコを通じて米国に向かう移民の流出を防ぐため、中米ホンジュラスやエルサルバドルから米国への難民申請を希望する移民がグアテマラで待機して手続きをすることになる。ジャマテイ氏は選挙中、この合意を批判していた。

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