北朝鮮飛翔体、迎撃困難か ミサイル防衛に不安増
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北朝鮮が10日、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を再び発射した。日本政府は北朝鮮による相次ぐ飛翔体発射を受け、防衛体制の強化を急いでいる。ただ、最近の飛翔体は低高度の新型ミサイルではないかとの見方も広がる。撃ち落としにくい高度で飛行し、下降段階で軌道が変わる複雑な動きが特徴だ。短距離とはいえ、現在の迎撃体制で対応できるか不安が残る。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。