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ステムリム上場、時価総額想定の3分の1、投資家支持広がらず

組織の再生を促す医薬品を開発するスタートアップ、ステムリムは9日、東証マザーズ市場に上場した。株価の終値は951円と公開価格を約5%下回った。機関投資家の支持が広がらず、時価総額は498億円と当初想定の3分の1にとどまった。冨田憲介会長は同日の記者会見で「調達額は大幅に減ったが、知恵を出して事業計画を達成する」と強調した。

同社は一度決定した公開価格の想定幅を大幅に引き下げていた。岡島正恒社長は「一定の割合で機関投資家に売る必要があったが、当初想定した価格では赤字の新興バイオ企業に投資できる層が薄かった」と話した。

上場初日を終えての時価総額は498億円と当初想定から大幅に減ったものの、近年の関西の新興企業の上場では最大規模となる。調達額も大幅に減ったことから、自己資金で建設する予定だった研究拠点を賃貸に切り替える。

今後は塩野義製薬と脳梗塞を対象にした臨床試験(治験)を進め、2020年には3つの臨床研究を始める考えだ。

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