広島県、土地信託事業の複合ビル売却へ

2019/8/9 17:23
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広島県は土地信託事業で管理や運営を信託銀行に任せてきた2つの複合ビルを今年度中にも民間に売却する方針だ。売却するのはいずれも県有地にある広島クリスタルプラザ(広島市)とエストパルク(同県福山市)。銀行への信託期間はそれぞれ2~3年残っているが、不動産市況が堅調に推移している現時点で売却することで、残る負債額を最小限に抑える狙い。

売却される見通しとなった「広島クリスタルプラザ」(広島市)

売却される見通しとなった「広島クリスタルプラザ」(広島市)

広島クリスタルプラザはスポーツジムやオフィスなどが入居しており、1992年に完成。クラシックホールやオフィスなどが入居するエストパルクは91年に完成し、共にバブル経済のまっただ中に建設が計画された。

バブル経済の崩壊に伴い安定した配当金を確保できず、2019年3月末時点での両複合ビルの負債残高は合計で約73億円。鑑定評価額は合わせて40億円程度で、売却後も30億円程度の負債が残る見込み。負債の補填や予算措置については来月の定例県議会で議論される見通しだ。

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