津波被災の海岸に自転車道 福島・いわき、防潮堤活用

2019/8/9 12:56
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東日本大震災の津波で大きな被害に遭った福島県いわき市で9日、防潮堤などを活用したサイクリングロード「いわき七浜海道」の一部供用開始を記念する式典が行われた。同市によると、震災後に復旧事業で建設された防潮堤を利用したサイクリングロードは東北の被災地では初という。

福島県いわき市のサイクリングロード「いわき七浜海道」の一部供用開始を記念する式典のイベントで走行する参加者(9日午前)=共同

震災前の7割程度まで落ち込んだ観光客数の回復や、市民の健康増進が目的。

計画では全長約53キロ。うち同市勿来の関(なこそのせき)公園から三崎公園までの約26キロ区間が9日に利用可能となった。既存の国道などを活用したほか、防潮堤や防災緑地に自転車道を整備した。全体の完成は来年度中を見込んでいる。

式典のイベントで一部供用区間を走行した、いわき市の高専教員、鈴木晴彦さん(59)は「潮風が気持ちよかった。今日は防潮堤の上は走らなかったが、景色が良さそうで、次回が楽しみだ」と語った。〔共同〕

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