NYダウ急反発、371ドル高 中国の輸出増を好感

2019/8/9 5:08
保存
共有
印刷
その他

ニューヨーク証券取引所=AP

ニューヨーク証券取引所=AP

【ニューヨーク=伴百江】8日の米株式相場は反発し、ダウ工業株30種平均株価は前日比371ドル12セント(1.4%)高の2万6378ドル19セントで取引を終えた。中国の7月の貿易統計で輸出が予想以上に増加したのを受けて世界景気減速への懸念が和らぎ、買い戻しが優勢となった。

中国人民銀行が8日、人民元売買の基準値を1ドル=7元台と市場の予想よりは元高に設定したことも、市場では好意的に受け止められた。

化学品大手のダウ・ケミカル、石油大手のシェブロン、マイクロソフトなどダウ採用銘柄が大きく上昇。長期金利の低下が一服したことで、利ざや圧縮への懸念から売り込まれていた金融株も買われた。

ただ、投資家の間で世界的な景気減速への懸念は続いている。7日にはニュージーランド、タイ、インドの中央銀行が相次ぎ利下げを実施、8日にはフィリピンも利下げに踏み切った。米中貿易摩擦もすぐには解決しないとの見方から、投資家のリスク回避姿勢はしばらく続くとみるエコノミストが多い。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]