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無心の広島・野村 満点の8回無失点

2019/8/8 23:18
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八回裏の2死無走者。許した安打わずかに1本という快投だった広島の先発・野村に打順が回ってきた。ここで緒方監督が代打を告げ、ホームのファンが期待した2016年4月以来となる完封勝利はならなかった。

【8日のプロ野球 結果と戦評】

DeNA戦に先発し6勝目を挙げた広島・野村=共同

DeNA戦に先発し6勝目を挙げた広島・野村=共同

さぞかし悔しかったのかと思いきや、当の本人は八回を投げきったところで「まだ1安打だったんだ」と気づいたのだという。「無心で投げていたんでしょうね」。個人にかかわる数字に関心が向かないほど、眼前の打者を仕留めることに集中していた。

立ち上がりからストライクゾーンの四隅を丁寧につく投球術がさえ渡った。直球に多彩な変化球を織り交ぜ、早打ちのDeNA打線をポンポンと打ち取っていく。

一回当たり要した球数はわずか10球前後。ゴロで打ち取っていくのが身上でありながら、同じくらいのペースでフライアウトを積み上げた。「真っすぐが良くて、相手を押し込めた」

五回、味方の失策をきっかけに初めて得点圏に走者を背負った。一打同点の1死二塁で「ゴロでの進塁は仕方ない」と割り切る。言葉通りに柴田の二ゴロで三進されたが、続く代打・伊藤裕に左飛を打たせて切り抜けた。緒方監督は「今日は(野村)祐輔に尽きるでしょ。ピンチらしいピンチもなくて。百点満点」と褒めちぎった。

今季は不調から2軍落ちも経験したが、1軍復帰後はこれで3連勝とした。「手応えはまだまだ。取り返さないといけない。1つも(試合を)落とさないように」。巨人とDeNAを含めた三つどもえの優勝戦線を見据え、引き締まった表情で頼もしい言葉を残した。(木村慧)

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