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業績ニュース

資生堂、営業利益25%増 4~6月 中国で成長加速

2019/8/8 21:00
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資生堂の業績が持ち直している。2019年4~6月期の連結営業利益は前年同期比25%増の300億円となり、アナリスト予想の平均(QUICKコンセンサス)の250億円を上回って第2四半期としては過去最高になった。減益だった1~3月期からの持ち直しが鮮明だ。中国など海外市場をいち早く開拓してきた成果が出て、国内の落ち込みを補っている。

8日発表した2019年1~6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比3%減の689億円だった。1~3月期に研究開発投資や物流費などが膨らんだ影響が大きく、4~6月期から中国事業の好調で業績は急回復している。

4~6月期の中国事業の売上高は為替などの影響を除いた実質ベースで22%増と、1~3月期の19%増より伸び率が高まった。「SHISEIDO」や「クレ・ド・ポー ボーテ」などの高価格帯ブランドが店頭販売で4~5割増と好調だ。

各国の空港免税店事業の店頭販売も30%増だった。高価格帯ブランドのほか中価格帯の日焼け止め「アネッサ」も売れ行きが良かった。

日本の店頭販売は1%増にとどまった。天候不順の影響でアネッサなど季節性商品が伸び悩んだ。インバウンド需要は6%増と増加基調を保った。中国のネット通販事業者への規制強化の影響で転売業者向けの販売は20%減ったが、一般観光客向けが10%台後半の伸びとなった。

コーセーポーラ・オルビスホールディングスなど国内の競合相手は同期間にインバウンド需要が減少した。資生堂は中国や東南アジア、免税店などの開拓を通じてブランドが浸透している強みがあり、魚谷雅彦社長は「どこかが厳しくても他で補完できる」と強調した。

19年12月期の売上高見通しは前期比6%増の1兆1640億円と80億円引き下げた。新しい会計ルールの適用や為替の影響によるもので、それらを除くと実質40億円の上方修正となる。純利益は税金負担の減少などで35%増の830億円と75億円上方修正した。

営業利益は11%増の1200億円を見込む。1~6月期は減益だったが、前年の7~12月期は国内の自然災害の影響があったため、下期の目標達成のハードルは高くない。前期に頻発した店頭での品切れも徐々に解消し、機会損失も減りそうだ。

逆風になりそうなのが香港でのデモや韓国での日本製品の不買運動だ。米中対立など不透明な情勢に素早く対応するため、世界各事業の売上高を把握する頻度を現状の月次管理から週次へとよりきめ細かくできないか検討しているという。

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