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QRコードをATMや民泊でも デンソー系、開発25周年

新たな活用法を提案

デンソー子会社のデンソーウェーブ(愛知県阿久比町)は8日、都内でQRコードの開発から25周年を記念したイベントを開いた。QRコードはデンソーが生産管理で用いるため世界で初めて開発。特許を無償で開放し世界に広がった。同日は新たな活用法として銀行のATMでの認証システム、住居のキーに使うシステムなどを紹介した。

QRコードはデンソーが1994年に開発。特許を取得した後、普及を優先するために無償で外部に開放し始めた。バーコードに比べて約200倍の情報量を盛り込むことができ、読み取りも早いことが特徴だ。スマートフォンの普及も追い風となり、活用法は当初の生産管理やPOS(販売時点情報管理)から、電子チケットや決済などに急速に広がっている。

デンソーは2001年にデンソーウェーブを設立しQRコード関連業務を移管。同社はコードの読み取り機で国内シェア首位であるほか、コードを活用したシステムを企業などに提供している。

同日はイベント会場で新たな活用法をデモンストレーションを交えて紹介した。ATMでQRコードをキャッシュカードの代わりに使うシステムでは、コードに顔の特徴点も書き込み、顔認証で二重にチェックする仕組みを取り入れた。スマホにQRコードで住居などのキーの情報が送り込まれる技術もあり、民泊やホテルでの導入を今後は目指していくという。

同日は開発者である原昌宏AUTO-ID事業部主席技師が開発の歴史などを説明。「コードをカラー化して情報量を増やすことも想定している」などと話し、医療分野などへ活用の裾野をさらに広げていく考えを示した。杉戸克彦会長兼最高経営責任者(CEO)も登壇し「当初は工場の中でしか(活用法を)考えておらず、社会にこんなに広がるとは思っていなかった」と振り返った。

イベントでは、ゲストとしてQRコードと同じ25歳の女優、川島海荷さんも登場。トークセッションでは自身とQRコードの歩みを重ね合わせながら振り返り「いろんな歴史をたどっているんだな。一緒に成長しているなと思った」と語った。

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