石垣・竹富で「MaaS」実験 JTB沖縄など

2019/8/8 17:27
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沖縄県石垣市と竹富町、JTB沖縄(那覇市)などでつくる「八重山MaaS(マース)事業連携体」は、観光客を対象に目的地までの交通手段を切れ目なく提供するマースサービスの実証実験を11月から始める。スマートフォンアプリで検索すると、最適なルートが表示され、船舶やバス、タクシーの予約から決済まで一括してできる。観光客の利便性向上や公共交通機関の利用拡大につなげる狙いだ。

石垣港の離島ターミナルはフェリーで離島へわたる観光客でにぎわう(7月、沖縄県石垣市)

事業連携体はシステム開発のTIS琉球銀行沖縄セルラーアグリ&マルシェ(那覇市)など、7つの企業・団体で構成する。サービスは域内の移動をスムーズにするためのもので、現地までの航空券や宿泊先の予約や決済は対象外となる。

利用者はスマホアプリで目的地を入力すると交通手段が案内され、そのまま電子チケットを購入。交通機関ではスマホで電子チケットを提示して使う。今回は地元の船舶、バス、タクシー事業者計11社が参加した。実証実験は2020年2月までの期間を予定している。

マースは様々な交通手段を統合し、一つにまとめた次世代サービス。欧米で先行しており、日本でも普及させようと国土交通省が19年度予算で「新モビリティサービス推進事業」を始めた。

6月に全国19の先行モデル事業を選定、九州・沖縄地区からは八重山が選ばれた。事業費約5千万円のうち約1400万円を国の補助で賄う。

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